中国古典に「入るを量りて出ずるを為す」、つまり、収入を計算して支出を考えなさいという訓えがあります。
物価上昇中の今、後先を考えずお金を使うのは感心しませんが、あまりにケチに徹するのも問題です。
友人の誘いにも「金がかかるから」と応じず、たまには美味しいものを食べたいと思っても「いやいや、自制心だ」というのは寂しすぎます。
人生は「おもしろく」「楽しく」が基本。
そのためには「今の自分のため」に使うお金を惜しまないこと。
お金は生きているうちに使ってこそ意味があります。
できれば物を買うよりも「思い出」になるものに思い切って使うことです。