自分が決心して今の会社で働こうと決めたのであれば、入社してから話が違う、こんなはずではなかったという理由で辞めたりしてはいけません。
しかし、もしも信じて入社した会社が不正を犯していたり、誤った方向に向かっていると感じたときは、身を呈して異議の申し立てをするべきです。
というのは孔子の教えです。
極めて理想的ではありますが、現代社会では難しい問題です。
会社構成は組織化され、人は組織の中のひとつの歯車と化しているために、上層部との人間関係が希薄になっているのが現状だからです。
もしもそれがどうしても改善されない不正であれば、傷を負うほど戦うことなく、辞めてしまう決断が必要かもしれません。