心理療法として発展した「NLP」では、患者とのラポール(信頼)を形成するためのさまざまなテクニックが研究されています。
その代表的なものとして「ミラーリング」と「ペーシング」があります。
相手が「お茶を飲めばこちらもお茶を飲む」「腕組みをしたら自分も腕組みをしてみる」など、しぐさをそっくり真似してみるのが「ミラーリング」。
「ペーシング」は相手が早口ならこちらもいつもより早く喋り、ぽつぽつ話す相手であれば、こちらもペースを合わせるのです。
間違っても無口で黙りこくっている相手にぺらぺらとまくしたててはいけません。
これらのテクニックはビジネスや異性関係にも応用できます。
相手の気持ちを考えず、自分のペースで動作や会話を続けてしまうと、普通は嫌われてしまいますよね。
人は自分と似ている人を信頼するものなのです。